「パソコンやネットの調子が悪いと、詳しそうな社員が手を止めて対応している」「新しいツールを入れたいけれど、誰に相談すればいいのか分からない」——東三河の中小企業では、専任の情報システム担当、いわゆる“情シス”がいない会社がほとんどです。かといって一人雇うほどの仕事量でもない。この記事では、そんな「情シスがいない」会社のための現実的な選択肢、外部情シスという考え方を、専門用語をかみ砕いてご紹介します。
「情シスがいない」と、実際に何が困るのか
情シスとは、社内のパソコン、ネットワーク、業務システム、セキュリティなどをまとめて面倒みる役割のことです。大企業には専門の部署がありますが、中小企業では珍しくありません。困りごとが起きたとき、たまたまITに強い社員が“片手間”で対応しているのが実情ではないでしょうか。
この状態には、見えにくいコストがあります。まず、その社員の本来の仕事が止まります。たとえば製造や営業の中心にいる人が、プリンタの設定やメールの不具合に半日取られる、といったことが日常的に起きます。次に、対応が属人化して「あの人しか分からない」状態になり、退職や異動でノウハウが消えます。さらに、判断できる人がいないために、新しいツールの導入も、セキュリティ対策も、いつまでも先送りになります。「情シスがいない」ことの本当の問題は、日々の不具合そのものより、会社としてITの意思決定ができないことにあります。放っておくほど、この“決められない”状態は静かに会社の体力を削っていきます。
外部情シスとは、社外にいる“頼れるIT担当”
外部情シスとは、その情シスの役割を、社外の専門家が必要な分だけ担うサービスです。正社員を一人採用するのではなく、月に何回か関わってもらう形で、中小企業でも無理のないコストでIT担当機能を持てます。「外部情シス 中小企業」で検索する経営者が増えているのは、まさにこの“ちょうどいい規模感”に理由があります。
外部情シスがカバーする範囲
会社によって濃淡はありますが、おおむね次のようなことを相談できます。
- パソコン・ネットワーク・アカウントまわりのトラブル対応と管理
- どの業務ツールを選べばいいかの相談と導入支援
- セキュリティやデータのバックアップなど「万一」への備え
- 社内からの「これってどうすればいい?」という素朴な質問の受け皿
- 業務のどこをデジタル化すると効果が大きいかの見立て
ポイントは、機器の保守だけでなく、「相談できる相手がいる」こと自体が価値だという点です。DX推進で経営者が最初にぶつかる壁は、多くの場合「何ができるのか分からない」「情報漏洩が怖い」という不安です。気軽に聞ける相手がいるだけで、この不安は大きく下がります。
「丸投げ」との違い ― 会社にIT判断力を残す
外部の力を借りると聞くと、「結局は業者への丸投げでは?」と感じるかもしれません。ここが分かれ道です。トラブルのたびに業者へ電話し、言われるまま費用を払い、社内には知識が何も残らない——これは丸投げです。一方で良い外部情シスは、対応しながら「なぜそうするのか」を共有し、簡単なことは社内でできるように橋渡しします。
つまり外部情シスは、社内のIT担当を“置き換える”のではなく、社内が判断できるように“伴走する”存在であるべきです。全部を外に出すのではなく、日常の判断は自社で、専門的な部分は外部で。この線引きができると、コストを抑えながら、会社にITの判断力が少しずつ育っていきます。
東三河の会社が、身近なIT相談先を持つということ
外部情シスは全国どこでもオンラインで頼めますが、地元に相談先があることには別の価値があります。実際に現場へ足を運んでもらえれば、画面越しでは伝わらない機械や書類の流れ、現場の“空気”まで見てもらえます。東三河で「IT相談 どこにすればいい?」と迷っている会社にとって、顔の見える距離で継続的に関わってくれる相手は、それだけで心強いものです。
特に、部門間で情報がうまく共有できていない会社、営業・現場・管理がバラバラに動いている会社ほど、外から全体を見て整理してくれる役割が効きます。DXに興味はあるが何から始めればいいか分からない——そんな段階の会社こそ、まず外部情シスという“相談できる入り口”を持つところから始めるのが現実的です。
まとめ:まずは「相談できる状態」をつくる
情シスがいないこと自体は、中小企業では当たり前です。問題は、ITの困りごとを相談できる相手が社内外のどこにもいないこと。外部情シスは、正社員を雇わずにその機能を持ち、しかも会社に判断力を残しながら進められる、無理のない選択肢です。
D-SELFでは、東三河の中小企業向けに、丸投げにせず“自社でも回せる状態”をめざす外部情シス・伴走型の支援を行っています。「うちの場合は何から相談すればいいのか」を整理するところからで構いません。まずは無料ヒアリングで、現状の困りごとをお聞かせください。一緒に、無理のない一歩を設計しましょう。
